2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

浮舟のお話。

彼女は薫と匂宮のどっちが好きだったのか、とお嬢さんに聞かれ、私は匂宮だと思うのだけど一概にそうとは言えないというか、じゃ、薫への感情は何? 同情? とか言われるとそれは違うなぁとも思って答えられなかたのですが、明暗のある方は教えてくださいま…

さぼりすぎだわ。

参った参った。いや、最近ちょっと日々を振り返るどころじゃなくって。 私はかわいそうだと思っていたけれど、夜半、妊婦な友人が訪れその悲哀を聞くにつけ、私の悲しみなんかたいしたことじゃないや、と思えてきたり。でも物心ついて初めて妊婦と身近に接し…

またもや源氏物語

以前にも述べましたが、やはりどう考えても、この教科書は変だね。 女三宮と柏木の密通事件の後は、浮舟と匂宮の愛欲場面。あの、薫の愛人になった浮舟に多情な匂宮が迫り、「薫に引き取られていってしまう前に性愛に耽溺しておこう」という計らいの元、橘の…

みちゃった。

お嬢さん方がにこやかにインタビューに答えたりお歌を歌ったりしておいででした。なかなか結構かわいらしく映っていたぞ。いいだろー。私、あんなかわいい人たちの先生なんだぞー。えへへへへ。

みてみて。

私の生徒さん方が今日わずかにテレビに出られるそうなので、八時からお暇な方はみてみてくださいな。みてみて。

まだまだ続くよ、源氏物語。

やっぱり、絶対、この教科書は変だと思う。 何故、『源氏物語』から四つもお話が採られ、それが「光源氏と藤壺の密会」「葵上と六条御息所の妄執」「柏木と女三宮の不倫事件」「匂宮と浮舟の官能」なんだろう。 光源氏39歳のときに迎えた最期の妻が14歳の女…

大変苦手な一日。

今日はお嬢さん方の卒業アルバムに載せる写真を撮りました。私、写真撮影と病院通いが死ぬほど嫌いなのですが、何と今日は写真を二枚も! 国語科の撮影では「高校三年生を教えている人が前の席ねー」と言われ。学年教員の撮影では「担任は後ろに並ぶから学年…

女子高生からメールが。

ざくざく着ますよ。いいだろー。「なつみ」ちゃんとか「のぞみ」ちゃんとか「あやか」ちゃんとか。みんなそれぞれ着々と進路が決まっていっているみたいです。よかったねー。

最近のあたしたち。

なかなか楽しいよね、狂い猫さん。私は結構よく凄く親しいお友達のことを「この世に存在していることすら忘れて」しまうのですが、最近の私は狂い猫さんづいているの。今日もお喋りに現を抜かしましたよ。やっぱりねー。鬱鬱しているときにはお喋りに限りま…

蜂がきた。

高校二年生のおりこうクラスのお嬢さんが試験中にスズメ蜂に刺されたそうです。ひー。 そのお嬢さんは「試験中だし騒ぎ立てたらみんなに迷惑が掛かる」と呻き声も立てず痛みに耐え、そろりと退室して保健室に向かったのだとか。見上げたものです。 そしてそ…

男子中学生なんか嫌いだ。

一月ほど前、帰路の私を脅かして喜んでいた(のか?)数名の中学生が、何と十倍の数を揃えて待ち構えているようです。最近。やだなー。 最近の彼らは仲間を得たことでますます元気になり、見境なしに女性とあらば声をかけまくっているそうですよ。何と言うか…

終わった。

試験の採点が。今後の入試で古文漢文が必要なお嬢さんが多いクラスと少ないクラスとで問題の難易度を変えてみたにもかかわらず。なぜ、17点なんか、取るんだ? 私は採点をするときはいつも「最も点の危なそうな人」の答案を採点し、青褪め、これは拙いからこ…

やさしいお化けさん。

昨日の夜、お化けさんが出ました。 私はなかなか寝付けなくて夜中の三時ごろずっとばたばたしていたのです。(恐らく連休中莫大な睡眠時間を取り、夕方ごろにコーヒーをたくさん飲んだ結果だと思う) あー、もう。明日の試験監督中に寝ちゃったらどうしよう、…

もうちょっとがんばってくれても……。

今日は中間試験でした。もう何も言うまい。きゅるるるきゅるるきゅるるきゅきゅ。通知表に一しか点けようのない点数になったら、君たち卒業できないんだよ? たぶん。 私、やっつけ仕事のレポートなんか読みたくないから、何度でも試験をすると決めてるんだ…

引き続き『狂王の庭』

狂い猫さん、これはちょっと素敵かもしれないですよ。 私は小池真理子さんで「外れた」と思うこと今まで無かったから特にそう思うのかもしれないけど。 『水の翼』と系列は同じだと思います。版画家で革命家の東吾と造園家で退廃貴族な青爾。男の造型として…

なんで私に。

聞くの? みなさま己の華やかなりし18歳、高校三年生の頃を思い浮かべてくださいまし。 あなたは今、「中間テストの範囲がわからない!」もしくは「中間テストに出題されるプリントを紛失した!」という危機(?)にあります。 さあ、どのように解決なさいま…

タイタニックなんか目じゃない予感が。

小池真理子さんの『狂王の庭』。 早く先を読みたいけど、読み終わるのが惜しい感じ。 昭和27年、東京国分寺。広大な敷地に全財産を投じてルートヴィヒ二世さながら華麗でシュールな西洋庭園を造った青爾。妹の婚約者である彼に惹きつけられる美しい人妻杳子…

ジャックがうちにやって来た♪

ハロウィンの国の王子様ジャックをお店から我が家につれて帰ってきました。いらっしゃいませ。 仲間にかぼちゃランプも買いました。気分はすっかりハロウィンです。お菓子をくれなきゃいたずらしますよ☆

悪い男に引っかからないようにね。

って、17、8の少女に言われました。「あなたたちもね♪」と返事をしておきました。授業でしばらくずっと源氏物語をしているのですが、このあいだ継母の藤壺と不義密通事件を起こしたばかりの光源氏(若紫巻)が、今度は正妻の出産に立ち会っていたら愛人・六…

貞操問答

かつて『真珠夫人』が一世を風靡したとき、本屋さんで「真珠夫人より面白い」というキャッチコピーで売られていたのが『貞操問答』でした。 なんかこのたび、お昼のドラマになるそうじゃないですか。もう、一行読むごとにお昼のドラマでどんなえげつない演出…

やったー。

土曜日のことです。「面接の練習相手して」とお嬢さんに頼まれていたものの「私S高校に出張だから駄目ー」とお断りしたのです。そうしたらお嬢さん方が血相を変え 「何でそんなとこ行くの?」 「あそこは怖いんだよー」 「一人でトイレに行っちゃ駄目だよ」 …

あぁ、いやだ。

突然、前触れもなく、あなたが言わなくてもいいことを言ったせいで、私はあれ以来ずっと妙に寒々しい気分なんですよ。 口は災いの元とは言いますけどね。あなたついでに、酒だの煙草だのも慎んでみたら?