さよなら。

二ヶ月一緒に暮らしたねこさんが新しいお家にもらわれていきました。
優しそうな人たちのご家族だったので、みけ子はこれからいっぱいご飯を食べて元気にすくすく育っていくと思います。
みけがかわいいから、先方のご家族も大喜びでした。うん。みけ子なら大事にしてもらえると思います。

みけはねこだからすぐに私のことなんか忘れちゃうだろうけど、私はみけと遊んだことを一生忘れないと思う。
みけがご飯のたびに「なに食べてるの、わけてー」と言って寄ってきたり、私が帰ってくるの待ってって「どこ行ってたのー。早くあそんでよー」とまとわりついてきたり、はなみずたらして「拭いてー」と言って甘えにきたり、隣の枕で手をつないで寝たりしたの、忘れないと思う。

しばらく寂しくてぼんやりするだろうなー。
みけの鈴がしゃらしゃら鳴らなくなったから部屋の中が静かです。とっても。

なつやーすーみ。

とはいっても毎日補講なのですがね。
朝から夕方まで働いていますよ。ばりばりっと。ばりばりっと。
昨日は三月に卒業したお嬢さん方が遊びに来ました。
近日中に校務でお泊りしなきゃならないので、そのあいだのにゃんこさんのお世話をお願いするのでした。
ほら、にゃんこさんが「しらない人だー」といって慌てたらかわいそうじゃないですか。

二人のお嬢さんを目の前に「ごはん! ごはん!」とご飯のことしか頭にないみけ子。
お土産にのみとり首輪をもらって風船でいっぱい遊んでもらって。
「遊んでくれる人がいっぱいだー」と思ったらしく、みけ子、大はしゃぎ。
このあいだ狂い猫さんが遊びに来てくれたときもそうだったけど、
うちのみけ子さんには警戒心とか人間識別能力とか緊張とか、そういうものがまったく欠如しているようです。
はにゃにゃ。私っていったい。
ねこに愛のお返しを求めちゃだめですね。えへへ。

ところでこのあいだ狂い猫さんが遊びにきてくれたのですよ!!
狂い猫さんの繰り出す、かつてない激しい遊びに興奮するみけ子さん。
狂い猫さんと遊んだ後、私は校務(ありていに言えば補導)だったのですが、
今度はもっとゆっくり遊びたいなぁとおもいました。

子供が産まれました。

私の人生において一番大事な友人夫妻のところに。
わかりやすく(?)言えば「ありのり家」にお姫様の誕生です。
おめでとうというか、無事に出産に臨んだO嬢と元気よく生まれてきたお嬢様をみんな褒め称えるべきだと思いました。
妻は披露の極地だと思い(私だって気は使うのですよ、そのくらいの)夫ありのり君におめでとう電話。

私「よかったねー。で、どっちに似てるの?」
あ「うーん。まだ産まれたてだし……」
私「(心の声)女の子かー。だったらお父さんに似るのかなぁ。お母さんに似たら絶対美人なのにもったいないなぁ」
あ「あ。写真メールで送るよ」
私「わーい」
…一分後…
私「あのさぁ、産まれたてなのにこんなに美人ってことは妻似なんだと思うよ、間違いなく」

こんな綺麗な赤ちゃんているんだなぁ、と思いました。
ありのり君にはもっと自覚を持って(父親として、とかじゃなくもっとさまざまな意味で)
己の勤めに励んでほしいと思いました。
あなたは去年の結婚式のとき「妻に奉仕するのが自分の人生の喜び」と口にしていたことを私に暴露されていましたが、
これからは「娘(姫)と妻(王妃)に仕える従僕として生きるのが人生の喜び」と言うようにしなさい。
よろしくて?

私はこの、ありのり家の姫に中高時代からの両親のばかばかしい姿、及び、結婚式での卑猥な写真を暴露する日を楽しみにこれからの人生を生きていこうと思います。
とりあえずはこの姫様に「北九州のおばちゃん」として認知してもらうべくがんばらねば。
ふふふふふふ。

とりあえずおばちゃんは魔女なので、眠り姫のお話に出てくる善い魔女のように「ありのり家の姫」に「美しく楽しい人生」
を送ってあげたいと思いました。

実は。

ねこがいるのです。今。膝の上に。
二週間くらい前に学校の帰りに寄ったスーパーの前からずーっとついてきてしまったのでした。
ちびっ子だったし、すごい美人ねこなので今日はうちでご飯上げて、それから貰い手を捜そう、と思っていたのですが、
なんと病院に連れて行ったら、もっと赤ちゃんのときにカラスかなんかに突かれた怪我が化膿して膿が溜まって熱があって死にそうだったそうなのです。
お医者さんに「麻酔かけて切開して膿を出すけど、小さいからショックで死んじゃうかもしれないし、膿が肺のほうに回ってたり、腹膜炎を起こしてたりしたらやっぱり死んじゃうかもしれないから覚悟してください」といわれて泣きそうになりながら手術。
以来、毎日朝晩ご飯を上げ、薬を飲ませ、耳ダニ駆除の毎日です。
昨日術後の経過を見せにお医者さんのところに行ったら、「おー。元気になったねぇ」とほめられました。
脅威の回復力です。傷もくっついてきてるし。ご飯もいっぱい食べるから体重も増えたし。
耳ダニも順調に駆除できてきてるそうです。
今週は回虫駆除週間! 
がんばって早く元気になってほしいです。
というか、もらってくれそうな人いるんだけど、病気が治るまで、とか待ってたら手放せなくなりそう。うー。
名前付けたら手放せなくなるよねー、と思ってたけど、病院に連れて行くとき名前をつけてしまいました。
みけ子さんです。

みなさまただいま☆

ずいぶん長いこと電脳の国から遠ざかっておりましたが、別に失踪していたわけではないのです。
なんかおうちのインターネットの何かが壊れたみたいで(私のせいじゃないよ、マンションの同じ階はみんなおかしくなったらしい)
しばらくお勤め先でお仕事関係のページを見る以外インターネットに接することができなかったのです。
パソコン壊れ事件もあったしね。
修理に出して帰ってきたと思ったら早速壊れて使い物にならなくてないたりもしたけどね。
いろいろあってはいるけど、私は元気です♪ 本当ですよ。

もうすぐ一学期もおしまいです。今年の夏は恐怖の引率業務が回って来ます。しかも国際交流系の。
英語が一言もしゃべれない私なんかが引率でいいのかな。いいよね、生徒の英会話力を磨くためには
「こいつ、頼りにならない」と思われることも教員の勤めですよね。えへへ。えへへ。えへへへへへ。

ちゃんと授業はしていた。

敬愛する先輩が私の嘗ての生徒さんを様々な方法で可愛がってくださったらしく、大変ありがたいと思います。また「愛について」教えて戴いたとか。ふむふむ。
もう、私たちの中では先輩は「愛」の大家です☆

で、その際、敬愛する先輩が「更紗はどんな先生だったのか」と尋ねられたそうで、それに対する答えが上記の「ちゃんと授業はしていた」だったとか。うーん。うーん。私っていったい。
まぁ確かにね、去年の私は酷かったですよ。

①時間割を把握できず、同じクラスの授業を立て続けに二度もすっぽかした。
②時間割変更を忘れ、授業をさぼった。(誰も迎えに来てくれなかった。酷い)
③自分より漢文(というか中国史)に詳しい子がいるのをいいことに、代わりに導入授業をさせた。
④自分が授業に飽きてきたので、歴史好きの子に軍記物語の導入授業をさせた。
⑤毎回毎回、授業のはじめに「私、このあいだなんて言ったっけ?」と尋ねた。
⑥『源氏物語』などの授業で、詳しい説明を求めるお嬢さんの質問を「言いたくないわ」と
誤魔化した。(内容が教壇で口にすべき事ではなかったからですよ。本当ですよ)
⑦チョークで手が汚れるのが嫌で殆ど板書をしなかった。
⑧進学後ちゃんとお友達が出来るか悩んでいる子に「男ができたら友達なんてどうでも良くなるよ」と指導した。
⑨進路について(経済的に)真剣に悩んでいる子に「お嫁にゆきなさい。学生結婚は授業料免除かもよ」と教えた。

・・・・・・恐ろしくなってきたから回想はやめよう。

ちゃんと授業はしていた、って言ってくれて本当にありがとう。
「ちゃんと」ってどういう意味なのか、出来れば詳しく教えて欲しいなぁ。きゅるるる。

ちなみに今年は授業すっぽかしはまだ一回しかしてないし、板書は嫌がられるほどしてるし、前回の授業で言ったことは結構覚えてるし(でも何を宿題にしたかは結構忘れる)生徒に授業をさせたりなんてしてません! (すべて「相手が中学生だから」という理由で改善したの)
強いて言えば「遠足の服装はどうして長ズボンじゃなきゃ駄目なんですか? 七分丈くらい、いいんじゃないですか?」と生徒会の子に聞かれ「叱られたら『背が伸びました』って言えばいいじゃないの」とろくでもないことを教えたくらいです。えへへ☆