ちゃんと授業はしていた。

敬愛する先輩が私の嘗ての生徒さんを様々な方法で可愛がってくださったらしく、大変ありがたいと思います。また「愛について」教えて戴いたとか。ふむふむ。
もう、私たちの中では先輩は「愛」の大家です☆

で、その際、敬愛する先輩が「更紗はどんな先生だったのか」と尋ねられたそうで、それに対する答えが上記の「ちゃんと授業はしていた」だったとか。うーん。うーん。私っていったい。
まぁ確かにね、去年の私は酷かったですよ。

①時間割を把握できず、同じクラスの授業を立て続けに二度もすっぽかした。
②時間割変更を忘れ、授業をさぼった。(誰も迎えに来てくれなかった。酷い)
③自分より漢文(というか中国史)に詳しい子がいるのをいいことに、代わりに導入授業をさせた。
④自分が授業に飽きてきたので、歴史好きの子に軍記物語の導入授業をさせた。
⑤毎回毎回、授業のはじめに「私、このあいだなんて言ったっけ?」と尋ねた。
⑥『源氏物語』などの授業で、詳しい説明を求めるお嬢さんの質問を「言いたくないわ」と
誤魔化した。(内容が教壇で口にすべき事ではなかったからですよ。本当ですよ)
⑦チョークで手が汚れるのが嫌で殆ど板書をしなかった。
⑧進学後ちゃんとお友達が出来るか悩んでいる子に「男ができたら友達なんてどうでも良くなるよ」と指導した。
⑨進路について(経済的に)真剣に悩んでいる子に「お嫁にゆきなさい。学生結婚は授業料免除かもよ」と教えた。

・・・・・・恐ろしくなってきたから回想はやめよう。

ちゃんと授業はしていた、って言ってくれて本当にありがとう。
「ちゃんと」ってどういう意味なのか、出来れば詳しく教えて欲しいなぁ。きゅるるる。

ちなみに今年は授業すっぽかしはまだ一回しかしてないし、板書は嫌がられるほどしてるし、前回の授業で言ったことは結構覚えてるし(でも何を宿題にしたかは結構忘れる)生徒に授業をさせたりなんてしてません! (すべて「相手が中学生だから」という理由で改善したの)
強いて言えば「遠足の服装はどうして長ズボンじゃなきゃ駄目なんですか? 七分丈くらい、いいんじゃないですか?」と生徒会の子に聞かれ「叱られたら『背が伸びました』って言えばいいじゃないの」とろくでもないことを教えたくらいです。えへへ☆