またもや源氏物語

以前にも述べましたが、やはりどう考えても、この教科書は変だね。
女三宮と柏木の密通事件の後は、浮舟と匂宮の愛欲場面。あの、薫の愛人になった浮舟に多情な匂宮が迫り、「薫に引き取られていってしまう前に性愛に耽溺しておこう」という計らいの元、橘の小島に連れ出される場面。他に表現のしようのない愛欲場面。何故だ? もっと普通のところが源氏物語にはいっぱいあるはずなのに。
これが終わったらもっと普通の「蟲愛づる姫君」か何かをしようと思います。源氏物語は好きだけど、ああいう場面ばっかりじゃちょっと。ねぇ。