最後の授業。

まぁ、いろいろと師弟の絆を築いてきたお嬢さん方とも最後の授業を迎えたりしているわけであります。
しかも彼女たちは「人生最後の古典の授業」な子が結構たくさんいますからね。私へのお手紙を書いてもらったり、写真を撮ったりしました。お嬢さんたちはなんだかんだ言ってもいい人たちなので、とても温かみのあるお言葉がつづられていてしんみりしました。ええ。こんなところには公開できませんとも!
私とごく親しいめろめろメイトのみなさまにだけこっそりとその温かい内容をお知らせに伺います。えへ☆ めろめろメイトの人々は「聞きたくないよ」と思っても聞かせに参るので覚悟しておくように。

しかしそれにしても、なぜ、私が補講の計画を立てねばならないのだ? 受験生の国語科には、大ベテランがもうひとり控えておいでではないか? 私は100人分のクラス分けをし、時間割に従って進度表を作り、座席表と出席表まで作ったぞ。えらい! 誰か褒めて!

「長引いたからって絶対、次回に伸ばします、とか仰らないでくださいね」
「あ。そうなの」
「はい、でないと回数分問題が済みません」
「ふーん。でもそうなったらこっちの別枠補講で進めればいいよね?」
「それは取れる人と取れない人がでて不公平だから駄目です。そしてそれは別の問題集をすることになってます」
「ほー」

勤続30年のベテランと私との間に以上のような会話が繰り広げられるのでした。
まったく、もう。先生ったらこまったさん♪なんだから☆
心の中で悪罵を女子高生的文体に言い換えることで心の平安を保つのです。