お世話になりましたー。

風呂敷に包んだ一升瓶を提げて杜塚くんと共に、敬愛するぽんだ先輩のお宅を訪ねました。ぽんだ先輩はご不在でした。・・・・・・。なんてこった。
しかし、あり姫とその近衛兵・きのくんのお蔭で美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲み、大層幸せに過ごせたので、今、私の中であり姫ときのくんの株は急上昇しているところです。特に、あり姫のお手製パスタは絶品でした。いいだろー。いいだろー。味の美味しいのに加えて、作ってくれたのが姫だというあたりが更に羨ましいだろー。あり姫は「ぽんだ先輩の料理も美味しいのです」と仰っていたので、私はこのお宅の近所に居を構え、三食ご飯を貰いに行く生活ができれば幸せだと思いました。茶碗と箸は自分で買うので、ご飯をください。わくわくわく。あ、あと、私はきのくんのこまやかな態度にも感心していたのですが「ぽんだ先輩はもっとこまやか」とあり姫が証言しておいででしたので、そういうこまやか男性を惹きつけてやまないあり姫の魅力にまたもや感心しました。

ところでありのりくん。あなたやО嬢から聞くあなた方の新居よりも、ぽんだ先輩宅のほうが広かったよ。多分。本とかいっぱいあって快適空間だったし、照明も素敵だったし。私はつくづくО嬢が可哀想になったので「嫌なことがあったら泊まりにおいでね。それか、ありのりくんを寮に返したらいいよ」と言ってやろうと思いました。もう何度か言ったけど。あはははは。あなたはあれで「О嬢に奉仕することが人生の喜び」とか言っていたけど、ぽんだ先輩やきのくんに比べたらまだまだ足元にも及ばないということです。精進なさい。

で、バス停へ向かう途中、接待を終えて帰路を急ぐぽんだ先輩と遭遇し、ぽんだ先輩の懐の深さと若々しさ(?)を目撃したりしました。杜塚くんがぽんだ先輩に襲いかかろうとしていたのは見なかったことにしようと心に決めました。


というわけで大層楽しく過ごしました。私、人の家ってあまり行ったことが無いのですが、ちゃんと綺麗に住んでいて偉いなぁと思いました。また遊びに行かせてくださいませ。