うねうね。ぐるぐる。

更紗未々の頭は正常に動いているのか、という多方面からの疑問にお答えすべく、今日は脳味噌の検査をして戴きました。
家を出る前に母に「今日は脳味噌の検査なんだ―。それを受けるとお礼まで貰えるんだよ」と教えたら血相を変え、「駄目よそんなの。そんなお金を貰ったくらいじゃどうしようもないような脳の異常が発見されたらどうするの!」と言われました。うちの母は私を何だと思っているんだろう。

で、お昼ご飯を食べてから脳味噌検査室へ。
そこには件のまぶしい方をはじめとする数名のお兄さんがいらして(でも本当はお兄さんじゃなかった。私より年下の人も居た)嘗て受けたことの無いような暖かい対応をしてくださり「もしかして、此の世の生き物ではないことが判明した場合の今生の思い出にする為に、だろうか」と不安になったりしました。
テーブルを隔てたくらいの距離でお姿を見るだけでくらくらするまぶしい方が、あろうことか大層間近で施術に加担なさいました。あー。とけるー。はぅー。という感じで気絶しそうになるのを「気絶してる場合じゃないぞ。今気絶なんかしたら『何しに来たんだ?』と検査チームの方々から叱責され、そればかりか、『どうしてこんな役に立たないものをつれてきたんだ!』とまぶしい方にまで迷惑を掛けてしまう!」と必死で意識を保ちました。
検査中の出来事は何も申しますまい。ただ、「まぶしい方はやっぱり(部屋を暗くしても)まぶしかったけど、ちゃんと生きている人間だった」ということを知ることが出来ました。今後の疑問の中心は「どうやったらあんなまぶしい人が出来上がるのか」ということにしたいと思います。対面していなかった為か、錯乱することも無く、そんなに迷惑を掛けることも無く(掛けたかも。どうしよう)終わることが出来て本当に良かったと思いました。
肝心の脳味噌の具合については、まぶしい方から「変なものは出ていないので大丈夫」というお墨付きを戴きました。今後も堂々と人間として生きていくことが出来ます。良かった良かった。ふぅー。


帰宅して母に「頭は大丈夫だったよー」と教えたら、「なら、お母さんも診て貰おうかな。家族みんな検査して貰おうよ」と困ったことを言っていました。はぁ。母に言わせれば「私が正常なら自分(母)は間違いなく正常」らしいです。・・・・・・。酷い。