神様の昼餐。

私は常日頃から物凄い美女と物凄い美青年では物凄い美青年の方が美しい、と思っているのです。こう、神様に近いというか。何となく。
で、長いこと「こんな綺麗な人が此の世にいるのか!」と驚き、「あんな綺麗な人が普通に居るなんてとても思えない。あの人は本当に生きている人間なんだろうか」と疑問に思っていた美しい人と、歓談する機会を得て雲居に昇るような気分でありました。
彼と対峙した瞬間『ヤマトナデシコ七変化』の中原スナコちゃんの気持ちが良くわかりましたよ。それはもう、スナコちゃんが高野恭平くんを「まぶしい」と言うのと同じくらい。意識が危うくなって奇妙な発言をしたりしたと思います。で、高野恭平氏(仮名)は赤貧な私に昼ごはんをくださったり、愚かな私でもきちんと理解できるように話題を選んでお話をしてくださったりしました。素晴らしい方です。
私はといえば直視したら溶ける、と本能的に察知していたので妙に視線を外し続け(だってまぶしいんだもん)すっかり挙動不審になってしまいました。あわわわわ。実は事前に友人から「本物の人間かどうか触って確かめてみればいいじゃないか」と助言を受けていたのですが、そんなこと出来る訳無いじゃないですか!! 恐れ多い! 私は今日の一件でますます、彼が生きている人間なのかわからなくなりましたよ。だって、もそもそとサンドイッチを食べる私の目の前で高野恭平氏(仮名)の召し上がっていたのはアイスクリーム。・・・・・・。妖精さんみたい。お人形みたい。神様かもしれない。はぅー。

というわけで、散々不信感を与えてしまったのではないかと、とても不安で申し訳なく思っています。私はまず、人間としておかしい言動をするのは止めたいと思いました。だって、同じ「人間」の範疇の中で最も神様に近いのが高野恭平氏(仮名)だとしたら、最も動物に近いのが私、って感じだったんだもん。

・・・・・・。いい加減さまざまな人々からの助言を素直に聞き入れて脱動物化をはかったほうが良いのかもしれないと深く反省しました。はぅー。