早起きはお徳?

どうしても早起きせねばならない事情があったので6時に起き、朝からさくさくとつとめを果たしました。頑張ったよ、私!! 朝の九時から10時半くらいまでだけど。
で、そのおつとめの場に赴くには一時間に二本しかないバスに乗らねばならなかったのですが、そこに朝っぱらから超絶元気なお子様(小学校一年生か幼稚園生くらい)とお母様が二組乗って来たので、さあ大変♪ でした。もう、バス停で待っているときから子供は大はしゃぎ。たった十分のあいだによくもまぁ、と驚き呆れるほど多彩な遊びを繰り出してお母様たちを困惑させていました。端から見るとただの鬼ごっこにしか見えないのですが、本人達にはなんだか細かいルールがあるらしく、盛んに言い争っていました。多分、意思の伝達が出来ていないのだと思います。むちゃくちゃ言ってたもん。自分の都合の良いようにどんどん変わっていくルールに観戦していた私は段々具合が悪くなっていきました。・・・・・・。なんて暇なんだ私。いや、お母さん達が子供の遊びをいちいち事細かに見ていない訳がよくわかりました。ずっと前見た子育てお笑い漫画で「育児のこつは?」と聞かれて「適当に返事することよ」と答えている場面があったのですが深く納得いたしました。
しかも彼女たちご一行は同じバスに乗って一路西へ。お子様達は大きな声でお歌を歌い始めました。どうも、歌の歌詞を総合すると「ふるさと」を歌っているようでした。幼児にしてはなかなか心に染み入る歌を選曲するものだ、と感心しながらまたもや耳を傾けていたのですが、物凄い勢いで音程が狂っていくのでまたもや気絶しそうに。私は自分の知っている歌を歌っている人がいると、それに併せて三度か四度下の音を頭の中で響かせて、和音を作って遊ぶくせがあるのですが(?)小さなお子様のお歌でそれをやるのは止めようと心に誓いました。
いや、朝から面白いものを見た、と愉快な気分でおつとめに勤しみましたよ。小学校に行くくらいの子供の集団って矢張りどうも苦手なのですが(それなのに塾では小学二年生と三年生の集団を任されていた)二人くらいで彼等なりの世界に没頭してくれているのを眺めるのは結構面白いなぁと思いました。

一仕事終えて表に出たら、いきなり玄関の段差で転んでしまい(躓いたんじゃなく、本当に転んだ。見ていた高校生が顔を背けた。いつも私のことをよく躓くと指摘している様々な人々の前で転ばなくて本当に良かった)大層悲しい思いをしましたが、どうにか無事衣類に疵をつけることも体に傷を負うことも無く帰って来られて良かったと思います。行った先で偶然学部時代の友人にあったのですが、彼女からまたもや同級生がお嫁にいくらしいと聞かされ衝撃を受けました。お嫁にいく彼女はお役人さんで、旦那さんになる人も同じ役場のお役人さんなのだそうです。なんというか、まぁ。という感じ。何なんだその安泰ぶりは!! ちょっと暴れたくなりました。でもかなり良い成績で大学を卒業した筈なのに(私の出身大学は成績が廊下に総て張り出されるので、誰が優秀で誰が愚かかすぐにわかる)もうお嫁にいってしまうなんて。公務員なので退職はしないそうですが。あ、賢いから安泰な選択が出来るのか。なるほどなるほど。私なんか、研究室の同期のお友達と「私たち人生停まってる感じだよねー(笑)」と言い合う日々なのに。はぁー。