ダースチョコレートヘーゼルナッツ風味。

生協にお菓子を買いに行ったら「ダースチョコレートヘーゼルナッツ風味」が売られていました。ダースのおなじみの薄っぺらい箱じゃなく、立方体に近い箱型で、なかなかお洒落なつくりになっています。価格は普通のダースより少し高め。少し迷った挙句(高々30円の違いで!)珍しさに負けて買ってしまいました。
早速研究室に戻り、箱を開けると個別包装されたチョコレートが一杯。白い包みを破ると中からミルクティ色ののチョコレートが出てきました。わーいわーい。おいしそう。味の方もナッツとホワイトチョコがまったりと混ざった感じでとても素敵でした。紅茶と共に、午後のお茶に出したら夢のひとときが過ごせそうです。


ところで今日は唐突に実験動物のように扱われた悲しい過去を告白しようと思います。
私は国文学科の学生なのですが、学部生の頃は国語学(方言とか年齢層による言葉の使い方の研究、それから古代の文献資料などを使って言葉の変遷を探るお勉強)の授業にも出席していました。国語学は専門用語が多いので「受けても受けなくてもよい」と言われるとすぐに受講するのを止めてしまったのですが、私の受けなかった講義の中に「現代言葉の調査」をする授業があったそうなのです。その授業では毎回担当者が「最近気になっている流行語」を取り上げて発表し、先生がそれに解説を加える、というものだったらしいのですが、そこで「あわわわわ」とか「ひよー」とか「うにゃにゃ」等という奇声の類を取り上げた人がいたのです。すかさず先生が「それは実際に喋っているんじゃなくて漫画なんかの表記で見た、ということじゃないんですか?」と尋ねたところ、その発表者は堂々と「いいえ、使っている人がいます。同じクラスにいる更紗未々さんです」と発言し、私の生態を暴露したのでした。ひー。
普通だったら「変わった人もいるものだ」という程度で済むのですが、そこは「現代の若者言葉」を研究範囲に加えている先生のこと。「その人は(私のこと)どういう時にそういう言葉を使うんですか?」「それらの言葉の使い方に何か決まりがあるのですか?」などと質問し、完全に私を実験動物視していた模様です。
話を聞いた私は必死でその先生から逃げ回り、何とか本物の「観察対象」にされることは免れましたが。酷い目にあったよぅ。

データを取る研究をしている人はまず、被験者が真っ当な人間か、この人から取れるデータはデータとして信頼の置けるものか、充分に確認する必要があると思います。私のことを観察していてもそれで「現代の20代女性の言葉」とはならないもんね―だ。
しかし問題なのは外側からはその人が安定したデータを出せる人なのか否かがわからないことです。私の友人で「非常に健康な脳波のサンプル」として自分の脳波がある病院に保管されているという人がいるのですが、その人だって、日頃の言動を見ていると必ずしも真っ当とは言い切れない気がしますよ。

あ。またもやid:bassallicaさまよりトラックバックを戴きました。トラックバック返し返し返しです。にゃはははは。