トラックバック返し。

id:bassallicaさまからトラックバックを戴いたのでトラックバック返しを試みてみようと思います。
とりあえず24歳になりたての杜塚くんに「トラックバックってどうやってやるんですか?」と聞いたら「あなたもう既にやってるじゃないですか」と淡々とした返答が返って参りました。何だ「トラックバック」出来てたんじゃない! 私、意外にも偉いかも。ぬはははは。


で、bassallicaさまの日記をみなさん拝見するととても良いと思います。私の昨日の「逆子はみんな帝王切開なんですか?」発言に対して、なんとbassallica夫人のお産とそれに立ち会われたbassallicaさまの体験を元に、なかなか普通じゃ教えて貰えないような「逆子の普通分娩」のレポートが拝読できます。私はbassallica夫妻のお子様と同様、逆子で自然分娩で産んで貰ったのですが、どこかでどうにかなった為に仮死状態で生まれてきたそうです。母子手帳に「仮死」って書いてあるし。なのでお医者さんが引っ叩いて無理矢理泣かせ、呼吸を復活させたのだとか。私の人生で最初に受けた他人からの行為は「引っ叩く」だったというわけです。なるほど、更紗未々がマゾヒストなのにはこういう謂れがあるのか(笑)
立合い出産ということについても言及がありますので、世の男性はみな目を通して置くように。私は今まで妊娠、出産、乳幼児の育児、については男の人は何の当てにもなるまい、と勝手に思っていたのですがbassallicaさんの文章を読んで「一概にそうとも言えない」という事がわかってきました。あ。立会い出産て夫の側から「立ち合いたい」と申し出るものなんですか? 


ところで、「最近めろめろに飢えているなぁ」と思うみなさま。狂い猫さまの「私立狂い猫病院」へ行って「展示室」を訪問し、ビーカーを押して彼女の傑作『ロマンス』(脚本)を読むと良いと思います。「苦い恋の味」のするお話です。「苦い」とは言っても「ほろ苦い」じゃないですよー。そんな甘っちょろい感傷で片付くような「苦さ」じゃないんです。
彼女の前作『グラン・ギニョール』(沙夜さまが出演されていた)も相当素晴らしい舞台だったと思いますが、純粋に脚本の出来を見れば『ロマンス』の方が私はよく出来ていると思います。
狂い猫作品のテーマは「例え自分の総てを掛けて愛しても、その相手は己に向けられる愛に気付いてさえいないものだ」ということではないかと思うのです。あとは「神様」ね。まぁ、詳しくはみなさま読んで、それから。
いや、狂い猫さまのとこの掲示板でぽん先輩が「『ロマンス』の評を書く」と仰っていたにも関わらずなかなか表われないのでどうしたのだろうかと思って。