ダ・ヴィンチ。

10月号の『ダ・ヴィンチ』は素敵なことに松田龍平さんが表紙です。
今私のパソコンさんのデスクトップには柳楽優弥くんのお顔が使われているのですが。右目で柳楽くん、左目で松田龍平さんを眺めながら幸せに浸っています。

で、松田龍平さんが取り上げられている理由ですが映画『恋の門』の主演だから、でしょう。この間『誰も知らない』を見たとき予告編が流れていました(その日私は大画面で柳楽くんと松田龍平さんを一時に見たのです。望外の喜びでありました)が、これ、凄い映画みたいですよー。色彩とか話の筋とか捻くれた感じで。体力をつけて見に行きたいものです。松田龍平さんが蒼木門という自称芸術漫画家の青年。酒井若菜さんが証恋乃というコスプレ0L。監督兼元売れっ子漫画家・毬藻田役が松尾スズキ氏。とんでもないものな気がします。あらゆる意味で。

松田龍平さんといえばどうしても『御法度』ですが、松田龍平さんの加納惣三郎に田口トモロヲさんが「私は一度でも君を抱いて明けの鳥を聞ければ寿命が縮んでもいいと思っているんだ」というようなことを言う場面がありましたが、なかなか切羽詰った素敵な口説き文句だと思います。
昭和歌謡大全集』は結局見なかったけど、村上龍の小説を読んだ限りでは「イシハラが松田龍平って・・・・・・」と思いました。でもあれです。松田龍平さんはあんなに綺麗なのに怪しげな青年の役がぴたっと来るのが凄いなぁと思います。綺麗な人が怪しげな人の役をすると、変だから怪しいのかこの世のものでないから妖しいのかわかんなくなってしまうんですね。柳楽くんの綺麗さは芸術品のようですが、松田龍平さんのは異界のもののようです。


ついでに「変人!クラシック漫画」の『のだめカンタービレ』10巻も購入。読了しました。フランス篇ですよー。私は長いこと「二ノ宮知子さんという漫画家は酔っ払い漫画ばかり書く人だ」と思っていたのですが(酔っ払いねたのしか読んだことが無かったから)普通の(?)漫画も凄く面白いですねー。のだめちゃんのようにピアノが弾けたら楽しいだろうなぁ。私は結構、江藤先生が好きでした。あと峰くん。また出ないかなー。
高校時代にほんの少しだけサックスをやったことがあります。低音大型なバリトンサックス。学校の楽器をお借りしていたのですが、そのサックスさんには「ばり田ばり男くん」という立派な名前がついていました。彼は大変高齢だったためしょっちゅう体の調子を壊し、病院(楽器屋さん)通いを繰り返していましたが、バリトンサックスってあまり分解できない楽器なのでケースに入れても相当かさばり(ケースを立てると1メートルくらいある)、介護に疲れて私は吹奏楽部を止めてしまいました。私がいる間に演奏した一番難しい曲はストラヴィンスキーのバレエ組曲火の鳥」だと思うのですが元がオーケストラの曲なのでバリトンサックスには全く出番が無く、とてつもなく退屈だった記憶があります。


ところでありのりくん!! そんな余所の(私の)知らない人にばらすくらいならもっと(私の)知ってる人にばらしなさいよ!! きぃ。でないと私が勝手に言い触らしてやるからねー。 けっけっけ。あー、口から滴る他人の秘密。じゅるじゅる。
ばらされたくなければ早急に「究極・至高の口説き文句」対決に参戦すること。宜しくて?