恋乃 証。

「もういい、さよなら」と殆ど別れ話が纏まりつつあった私とパソコンさんですが、際どいところで仲直りに成功しました。良かった良かった。
「あんたなんか知らない」と自棄になってモデムの電源から何から切ってしまい、やっぱりごめん、と入れなおしたら見事復活してくれました。愛は簡単に失うことも簡単に修復することも出来るのだと学びました。


秋に向けて探そうと思っていた美味しい恋人(飲料篇)ですが、なんだかんだ言いつつ、また「クリスタルカイザーの炭酸入り」に戻りつつあります。こんなんじゃ駄目だ。別れ際がずるずるするのが一番みっともないのに。カルピスさんはおうちで自分で入れる分にはいいのですが、市販されているのは今一つ好みでない。どうしよう。誰か素敵な恋人(飲料篇)を紹介してはくださいませんか?


さてさて。「子宮のありどこを知る」ような口説き文句を、と注文したのはいいのですが、この感覚って、男性諸兄には大層わかり辛いのではないかとふと思いました。内臓の作りからして、体の内側に仕舞われた自分の性を一番象徴する器官、て感知できないんじゃないですか? (実は「人体のつくり」があまりわかっていない。高校まで生物習ったのに。N村先生ごめんなさい)なんでもない時に突然、この間セックスした時の感覚とかその相手をいとおしいと思うような気分がごっちゃになって一挙に押し寄せてきて(別に気持ちがいいわけじゃないよ)くらくらしたり、きゅうっと押し潰されたりするような気分になることが女の人にはたまにあると思うのだけど、そういう感覚を受け止める器官って男の人にはあるんですか? 謎だ。あれが味わえないのだとしたら、男という性別はとっても損ですね。でも、女には(というか私には)わからないような感じでずっといっぱいいい思いしてるんだろうし。全く不思議なものです。
そういうわけですからまだエントリーなさっていない、ぽん・de・pandamarch先輩をはじめとする諸兄は素敵な口説き文句を考案してくださいね。だいたい考えたら「子宮のありどこを知る」言葉は一度もしていない相手からは貰えない気がしてきた。最初の一回目を誘うときは心に効く分と体に効く分の比率が1:1か心のほうが大きくないと、何だか少し寂しいかもしれないなぁと思いました。
あ、参加作品(口説き文句)は使い回しは駄目ですからねー。「いつもこれです」みたいなのは駄目。何となく口説き文句の使い回しって「余所で不貞を働いてきた夫が、そのまま家に帰って風呂にも入らずに妻を抱こうとする」ような凄い嫌悪感をそそります。


この間の木曜日に最終回を迎えた『南くんの恋人』を見てしまいました。第一回の放送を見て「うーん」と思ってずっと見ないでいたから初回と最終回だけ見たことになります。『南くんの恋人』の原作の最後のシーンが私は好きというか、好きじゃないんだけど、ああするしかないというか、あれでなきゃ駄目、と思っていたのでとても複雑な思いがしました。こう、なんだかとても鬱々した気分になった。あんな状態の恋人で絶対自分から放棄したり出来ないのに、それでもちよみちゃんが生きてた方が南くんは幸せなのかなぁ、と。いや、普通に毎回楽しく見ていた人にとっては原作の終わり方したほうが鬱々だろうけどさ。ふぅ。