賞賛の言葉も出ない。

お勤め先の生徒さんである天才バイオリン美少女の演奏を聴く機会に恵まれました。もう上手とか綺麗とかそういう問題じゃなかったですよ。
あまりにも美しいものに触れると言葉を失うのって本当だなぁと思いました。本当に、普段はかしましいお嬢さん方も息を呑んで聴いていましたから。
彼女の愛器はおそらく1000万円だとか2000万円だとかするのだとか。もうとにかく、ソファに座ってでも、眠りながらでも練習するみたいですよ。凄いなぁ。凄いなぁ。

で、先日はそのバイオリン演奏を含め音楽系の部活動の発表の場があったのですが、みんななかなかの腕前で楽しかったです。私の受け持っているお嬢さんたちは受験生なため会の最後のほうの合唱にのみご出演でしたが、なかなかの迫力で素敵でした。女声合唱の定番と言われる「落葉松」の演奏もありましたが、お嬢さん方の「落葉松」は顧問の先生によってもとの楽譜よりももっと複雑な和声に編曲されているので凄く重厚な感じでしたよ。顧問の先生は「僕は最初は世界史の先生だったのにいつの間にか現代社会の先生になっていたんですよ」と仰る素敵な方です☆


で、その会で私は何をしていたかというとひたすら来場者にパンフレットを渡し、チケットを数え、「演奏中にはご入場をお控えください」とか言う係りでした。終了後、届けられていたお花から薔薇だの百合だのを戴いて帰ってきました。よいお駄賃になりました。ふふふ。