O嬢、ありのりくん、おめでとう。

昨日は結婚式にお招き下さってありがとうございました。

O嬢がとても綺麗だったのは想像以上でそれはそれで吃驚だったけど、ありのりくんがそこそこに立派に見えていたのも又新鮮な驚きでした。うん。お姫様と忠臣みたいだった。褒めてるんですよ。本当に。あと、新婦のお父様はもう肝が据わっていたようで涙一つお身せにならなかったのに、新郎のお父様が滂沱の涙を落としておられたのは、別に私たちのせいじゃないですよね? きっと息子の晴れ姿に感激なさったのですよ。うんうん。

結婚式は思っていたよりも面白かったので、私の周りで結婚しそうな人は盛んに招いてくださると良いと思いました。私はそんな失言とか場違いな態度とかとっていなかったと思うけど、大丈夫でしたよね、みなさま?

受付を朗らかにこなし(同級生に過剰な敬語を振りまこうフェアーを行ってみた)披露宴では新郎新婦のお友達として挨拶までし(急遽こられなくなった友人の代わりに代役になった。考える時間が五分くらいしかなかった割にはまともだった、とお友達に褒めて頂いた。ありのりくんももっと感謝して欲しい)二次会でも意外なほど働いたりしました。うん。昨日の私は偉かった。

ありのりくんは昨日の私のありがたいお言葉を肝に銘じて一生O嬢を大事にするのですよ。少しでも粗末に扱ったら、大量の冷たい視線と、非難の嵐と、身を切られるような苦痛が押し寄せて来るであろうことは想像に難くないでしょう? 

しかし、二次会の席でありのりくんの正しい名前を知った高校時代の同級生が大量にいたあたり、矢っ張りありのりくんはありのりくんだなぁと思いました。あれはきっとO嬢の新しい名前を正しく呼ぶためにみんな確認したのでしょう。けけけけけけ。
それからありのりくんの大学時代のご学友の皆さんはなかなか暖かな視線でありのりくんを見ておられて、素晴らしい方々だったなぁと感心しました。福岡の女性がみんな口が悪いのではなく、ありのりくん絡みの場面でのみありのりくんの友人の女性は口が悪いのだ、ということを様々な方々の名誉のためにありのりくんは弁護しておかれることを望みます。


まぁ、ありのりくんは当然としてO嬢もたいそう幸福そうだったので結婚するのって良いことなんだなぁと思った次第です。別に特別よい夫婦になろうとしなくても良いと思うので、淡々と当たり前のことを当たり前にやって幸せになっていってください。