不貞の夜は明けました。

ありのり嫁はありのりくんのところへ帰っていきました。
私、ちゃんと特急に乗せたから。嫁が帰ってこなくても私のせいじゃないから。ありのりくんは我と我が身を反省して私を責めたりは努々なさらぬように。


ありのり嫁は「パスタを鍋に入れ」てくれました。
あ。あと皿も洗ってくれたな。うん。


ところでありのり嫁と朝ご飯を食べながらテレビを見ていて、どうしたことか「夫の不貞相手がもしも男性だった場合、不貞相手が女性の場合と比較して慰謝料に差はあるのだろうか?」という話になりました。
人間的に否定された気分になるのは男性が不貞相手だった場合だから、慰謝料沢山貰えそうな気がするなぁという結論になりそうです。ありのりくんは注意なさい。あと、立ち会い出産の是非とかについても話しました。結論は秘密です。

ところで性別を超えた友人であるところの東京の閣下(でも閣下は就職に伴って福岡に戻られたので「東京の」という肩書きが消え、貴賓な感じの漂うとある大学もご卒業されたから「閣下」の肩書きも危ういなぁ。御曹司だから「若」とか呼ぼうかなぁ、これから。)のこれからの配属先がなんとうちのすぐ近所になったとか。実家の頃よりもご近所さんになりました。わーい。遊んで貰おう。
もう一人の高校時代からの友人(彼は私の大事な売り物。お婿が欲しい令嬢は是非とも。彼は今時珍しい三男坊ですから)もご近所の大学生だし。これで休日に引き籠もっていなくても良くなりそうな予感がします。わくわく。

ありのり嫁には「ありのりくんは泊まるとこないからどうでも良いから、あなたは里帰りしなよ。うちに泊まったら閣下とかとも遊べるし」と頻繁な里帰りを促しておきました。旦那は妻の帰省代くらい快く支払うべきです!