本日の労働。

11時から5時過ぎまで、中学三年生の試験の採点。
なんだか皆さんだいぶ学力が付いてきたようで、それだけおもしろ吃驚解答が減ってしまい、寂しい気がしないでもないのですが、まぁ良いことだと思っております。

今日は作文の採点もしました。(いつもは記述問題は正社員の方々がしている)
「将来の目標にしたいこと」という調査を日本とアメリカの中学生に行った結果が表にまとめられていたらしい(私は問題は見ていないのでよくわからない)のですが、大抵の生徒さんが「アメリカの中学生は日本の中学生よりも『社会への貢献』ということを目標にしている割合が高い」ということと「日本の中学生もアメリカの中学生も『平凡だが円満な家庭を築く』ということを目標にしている人が多い」ということを取り上げて書いていました。
ちょっと怖いくらいに『社会貢献』をテーマに書いた子は偏差値の高いクラスに多く、『平凡だが円満な家庭』をテーマに書いた子はあまり偏差値の高くないクラスに多かったです。なんなんですかね。あと、『平凡だが円満な家庭』を自分も目標にしたい」と書いた子は殆どが女子生徒。一体何が違ってこんな結果になるんだろ、と思っていました。中には「『平凡だが円満な家庭を築きたい』ということが目標になったのは、バブル経済が終わって世の中が活気を失ったせいだ」という論もありましたよ。最近の中学生は怖いなぁ。