今日もお勤め。

今日が中学三年生の男の子に古文を。何か問題が異様に難しかったので「出来てなくてもあんまり落ち込まなくて良いよー」と言いました。その子は結構賢かったのでしょんぼりするような点は取っていませんでしたが。江戸の儒学者国学者の日記みたいなのやら説話集やら。あと『伊曾保物語』とか平安ものとか。(たくさん勉強したのだ!)肥後の国と天草とのあいだの島に「鼠島」とか言うものがあって、その島に近づく船では決して三味線を弾いてはならない。何故なら鼠が騒ぐからだ、と言う話がありました。どういう落ちかわかりますかー? これ、「三味線は猫の皮を張って作るので、猫を嫌って鼠が騒ぐのである」ということを知らなきゃさっぱりわからないんですよ。こんな難問を中学三年生に。・・・・・・。
何でも今日見た子は私のお世話になっている大学の先生のご子息だそうで。お父様は理系の先生だそうですよ。いろいろ進路の決め方とかもしっかりしていて立派な子だなぁと感心しました。その彼がとても素敵なことをを述べたので私は「時と場合ときっかけが合致すればうっかり惚れかねない」と少し思いました。ほほほ。